1. スマホを使う時間より裏返しておく時間が長くなる
メーカーの社長も認めているように、ついつい自分が選んだカバー*1を披露したくなるんです。したがって、スリープ状態から復帰させる前にまず端末をひっくり返すという動作が必要になる点が最大のデメリットです。
最近はNuAns NEOがスタバ対応と紹介していただいたのに気を良くして、スターバックスでドヤ顔で仕事をしているイタい私です。ディスプレイ部を表にして置いた方が通知なども含めて便利なのに、なぜか必ず裏返しに置くわけです。隣の人がチラチラ見たりしているのを横目に見ながら、よろしければご紹介しますよ、と心の中で思っていると気になって仕事になりません。
2. 珍しいものなので説明がめんどくさい
これって、Androidなの?iPhoneじゃないよね。
持ち歩くようになってよく耳にするのがこの手の質問です。「Windows 10 MobileっていうOSが載ってるのよ」って答えると、たいてい驚かれます。
え?スマホ版Windowsって初めて見た!
なんてったって、私自身がW-ZERO3 [es]を使っていたことを忘れてしまっていたくらい、日本ではWindowベースのスマホの存在感が薄い時代が長く続いています*2。
ExcelとかWordのアプリもあるんだよね?
延々と質問が続きます。
3. 物欲が止まらなくなる
私なんかはまだ、カバーを買い足すべきか?カバーとの親和性を考慮した洋服クローゼットの見直しをはかるべきか?という次元で悩んでいるところですが、こんな方もいらっしゃいます。
そして、これから先々にはもっとケースのバリエーションが増えるという期待もありますし、背面カバーの3Dデータを公開してくれているので、自ら3Dプリンタでカバーを作ってしまうこともできるのです。もうこうなると、3Dプリンタまで欲しくなってしまう勢いで、着地点を見失いそうになってしまいます。
4. 750円のものを買う時に1,250円出して、空き箱に入れるための500円玉を集めたくなる
これは、足し算でお釣りの計算をする欧米人に理解されない勘定方法ですね。
3. で指摘した通り、NuAns NEOを手に入れると無駄に物欲が増すんです。その資金繰りにどう考えても"電子マネー+オンライン家計簿派"が多いと推測されるガジェクラが柄にもない500円玉貯金をおっぱじめてしまうという事例が続出しています。その訳は、先日公開した記事をお読みください。
5. というか生産が追いつかず入手困難
NuAns NEO開発チーム*3中の人も、プライベート用端末はまだ入手できていないそうです。
変に誤解されているようなのであえて書いておくけれど、僕はまだ自分のNEOを買えていません(注文もしていないけれど)。最初から足りないのがわかってるんだから(もちろんテスト機はありますけどね。それと”自分のもの”は違います)。嫁さんの分も同じ
— 本田雅一(本人未確認) (@rokuzouhonda) 2016, 2月 11
AmazonでもTWOTONE(カバー上下分割型)ブラックとFLIP(フタ付きカバー一体型)8種類他の色柄のカバー単体や本体とのセットが購入できます。
*1:参考:NuAns NEOの出荷をさらに困難なものにしたカバーは72種類 - petitcoucou’s blog
*2:Windows Phoneの日本におけるシェアは1%(2015年調べ)。参考:ASCII.jp:日本でもAndroidがシェアトップ!? 新型iPhoneでiOSは巻き返すか? (2/2)|高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」
*3:トリニティ社のブログに開発チームのメンバー紹介があります。どの組み合わせ? | トリニティ株式会社