北海道未上陸のブルーボトルコーヒーへ
11月に10日間ほど東京に滞在しました。久しぶりの参勤交代(笑)だったので、あまり予定をつめ込まず、時間を作ってくれた友達とご飯やお茶を楽しむのがメインの旅です。最近フリーとなり、超多忙なAさんから「上田さんの住んでいる札幌にはないブルーボトルコーヒーにお連れします」というメッセージをいただきました。
こんな記事もあるくらいなので、私が訪れたら"田舎からわざわざやってきたサードウェーブ初体験の人"になっちゃうじゃない(トホホ)。「ほら、上田さんが行きたいって言ってたフライングタイガーも近くにあるし」という言葉に負けて、地方都市から修学旅行で上京した高校生になりきるしかないと決断し、表参道交差点近くの青山店で待ち合わせをしました。
普通に旨い
もう、説明は必要ないと思いますが、オーダーしてから一杯一杯丁寧に淹れてくれるので美味しくないわけがない。
シアトル系大手との違いはコーヒーそのものの品質はもちろんのこと、ペイストーリーの妥協も一切許していない点です。私がいただいたのは上の写真にあるベニエですが、揚げたてほくほくで優しい甘みがドリップされたコーヒーとよくあいます。
長居せず、リフレッシュできたら立ち去るのが基本
というわけで、すっかりはまってしまい東京都現代美術館の帰り道で清澄白河店にも寄りました。倉庫を改造した店内は天井が高く、とても気持ちのいい空間です。
この日はハイテーブルの片隅が空いていたので、こちらでコーヒーとリエージュ風ワッフルをいただきました。
メディアで取り上げられることが多く、まだまだ混雑しているという事情もありますが、ブルーボトルはゆったりと長居をする場所ではありません。前述したAさんも仕事の合間の小一時間ほどを私とのミーティングに当てるために青山店を選んだようです。
時間は有限です。
やりたいこと、会いたい人はどんどん増える一方で、年をとればとるほど時間の大切さに気がつく今日このごろ、「お先に失礼します」と言いづらい飲み会より、美味しいコーヒーとおしゃべりで元気をチャージしたら、すぐそれぞれの生活に戻れるスタイルを好むようになりました。
昨日書いた記事で紹介しているBaristartのようなコーヒースタンドのその一つです。
春になったら、また東京を再訪する予定なので、新宿店のオープンも楽しみにしています。