格安スマホとは呼べないNuAns NEO
Windows 10 Mobile搭載のNuAns NEOをポチった経緯でふれたトリニティ社の星川さんがFacebookでこんなことをつぶやいていました。
格安スマホ、ではないNuAns NEOは何と呼ばれるのだろうか。
格安スマホ、ではないNuAns NEOは何と呼ばれるのだろうか。「MM総研では、2015年度上期のSIMフリースマートフォン市場について、ASUSやプラスワン・マーケティング(FREETEL)など、SIMフリー端末の専業メーカーの台頭が...
Posted by 星川 哲視 on 2016年1月14日
お値段は?
iPhone*1よりははるかに安いNuAns NEOですが、端末とカバーをセットした価格設定は4万円超となります。
お通夜に行く時はこの組み合わせでね。 https://t.co/KmcHrNvqW9 pic.twitter.com/ER0Tuz83Gs
— うえだなおこ (@naokoueda) 2016, 1月 15
競合品と比較しても価格だけでNuAns NEOを選ぶ人はいないでしょう。
性能は?
CPUその他のスペック*2を総合的に評価するとハイエンド端末という位置づけです。
CPUはミドルレンジの新型スナドラ617を採用、国内Win 10 Mobile機で最高スペック
スタバに馴染むオシャレさが高評価(笑)
北見市在住のタクミサトさんはNuAns NEOのデザイン性を「スタバ対応端末」と評しています。
MVNOを選びたいけど、ライフスタイルは妥協したくない
記者会見で星川さんはこう語っています。
都内で行われた製品発表会でトリニティ株式会社の星川氏は、キャリアの取り扱うハイエンド機種か、SIMフリーで販売されている格安スマホの2つしか選択肢が無い状況を打破して、ライフスタイルに寄り添った第3の選択肢として、NuAns NEOを開発したと経緯を説明しました。
多数のオプションが楽しいWin 10 Mobileスマホ、NuAns NEO発表。スナドラ617初採用でContinuum対応予定、予約受付中 - Engadget Japanese
「MVNO*3(俗にいう格安SIM)に興味はあるけれど、iPhoneみたいなファッション性も重視したい」という人が欲しい端末が今までありませんでした。そこでトリニティ社により提案されたのがNuAns NEOだったというわけです。
iOS、Android二択の市場に投下されたWindows10 Mobile
Windows Phoneの日本でのシェアは昨年夏の時点でわずか0.1%でした。
主要国の2015年7月時点での主要国のスマートフォン用OSのシェアは次のようになる。
スマートフォン用OSシェア(2015年7月) Android iOS Windows Blackberry フランス 69.6% 17.0% 12.6% 0.3% ドイツ 73.7% 15.2% 10.1% 0.7% 米国 65.6% 30.1% 3.8% 0.4% ロシア 76.6% 10.1% 11.9% 0.3% 中国 79.1% 19.1% 1.5% 0.0% 日本 62.9% 35.1% 0.1% 0.9% (Kantar Worldpanel調べ)
ASCII.jp:日本でもAndroidがシェアトップ!? 新型iPhoneでiOSは巻き返すか? (2/2)|高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」
iOSやAndroidは元々スマートデバイス専用に開発されたものですが、Windows 10はこのバージョンからパソコンでもスマホでも共通のプラットフォームが利用できるようになりました。詳しくは発表会の様子が録画されたYoutubeの40秒目以降をご覧ください。
私の周囲の日頃ガジェットに関心がないクラスタの方々からも「このスマホって、会社で使っているWindowsと同じなんでしょ?WordとかExcelもそのまま使えるんでしょ!」といった期待の声が寄せられています。
スタバより"ブルーボトル対応スマホ"として推したい
だったら、もうNuAns NEOのカテゴリ名は「サードウェーブ系スマホ」でいいじゃないですか。スタバはやはりMacBook Airを開いて、ドヤッと仕事をする場所です(笑)。これからは、ブルーボトルのように長居を前提としないコーヒーショップでさくっとWindows 10 Mobileを起動するのがスマートじゃないかなぁと勝手に思っています。
*1:SIMフリーiPhoneは86,800円(税別)〜
参考: iPhone 6sとiPhone 6s Plusを購入 - Apple Store Retail(日本)
*2:参考:スペック | NuAns